wa/ri アップデート情報 2026/06
1.Web版wa/ri公開開始 (LIFEアプリ) web版アプリの公開を始めました。LIFEアプリとして機能するPWAアプリを公開中です。アプリのインストールなしで利用できるようになりました。 2.LINEログイン・A
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結果だけ出されても、信用できない。 だから wa/ri は、計算過程をすべて見せます。
wa/ri(わり)は、旅行・飲み会・パーティ・シェアハウスなどグループでの支払いを、無料・登録なしで気軽に管理・精算できる割り勘アプリです。
「誰が誰にいくら払うか」という結果だけでなく、その計算過程までユーザーに見せることをコンセプトに設計しています。
iOS / Android / Web / LINE(LIFF) の4プラットフォームに対応しています。
割り勘アプリは便利なはずなのに、使うたびに引っかかることが多くありました。全員の名前を登録しないと始まらない。LINE連携には相手の協力が必要。無料枠が狭くてすぐ課金を求められる。広告が多くて、肝心の記録が見えづらい。そして極めつけは「この計算、本当に合っているの?」という不信感です。結果だけをまとめて提示されても、なかなか納得できません。
こうした”割り勘のしんどさ”をすべて取り除きたくて、wa/riを作りました。
最初はiOS版(Swift)として一人で使うつもりで開発を始めましたが、Android勢の友達から「iOSだけだと使えない」という声をもらい、それに応える形でAndroid / Web版(Flutter)と、LINE上で動くLIFF版へと展開していきました。友達の不満から生まれ、友達の声で広がってきたアプリ——それがwa/riの出発点です。
クロスプラットフォーム一本化での工数最適化よりも、各OSユーザーが慣れ親しんだUIを届けることを優先しています。
wa/riの最大の特徴は、計算結果だけではなく、その計算過程までユーザーに見せることにあります。
開発者の商業高校時代のバックグラウンドから、wa/riの取引データは簿記の借方/貸方で記録する構造を採用しています。すべての取引が会計記録のように積み上がるため、結果だけでなく記録そのものを提示できる——これが「過程を見せられる」根本理由です。
最終的な精算は、ルールベースで段階的に相殺を進めるアプローチで求めます。
派手なアルゴリズム最適化ではなく、簿記の発想に沿った段階的な処理。だからこそ各ステップが人間に説明可能になっています。
各ステップの処理時に、人間が読める形の説明文(例:「○○が立替: ¥1,000」「自分の支払い分を相殺: ¥250」「○○ との貸し借りを相殺: ¥500」)を tradeHistory という配列に逐次pushしています。計算結果を出してから後で説明を生成しているのではなく、計算しながら同時に履歴を積み上げているため、過程と結果が絶対にズレません。
UIには3つの独立したトグルがあり、ユーザー自身が見たい情報量を選べます。
「割りすぎない」、つまり過剰に細かく見せすぎたり、逆に削りすぎたりしない適切な粒度を、ユーザー自身が選べるように設計しています。相殺済みエントリも、検証したい人には残し、結果だけ確認したい人には隠せる——この柔軟さも開発初期から組み込んでいます。
wa/riは「結果しか出さないから信用できない」という不満への回答として、情報は全部保持し、見せ方だけユーザー側で可変にするという方針で設計しています。これはデータ構造(借方/貸方の帳簿)、計算ロジック(tradeHistoryの逐次記録)、UI(3モードトグル)まで、アプリ全体を貫く一貫した思想です。
Web / AndroidはFlutterで実装していますが、iOSのみSwiftネイティブのまま残しています。クロスプラットフォーム一本化で工数を削減する選択肢もありましたが、wa/riではiOSユーザーにはLiquid Glass、AndroidユーザーにはMaterial Designと、各OSユーザーが慣れたUIを届けることを優先しました。プロダクトの「気軽さ」を、構造(連携不要)だけでなく、見た目の文化的整合性でも貫きたかった判断です。
iOSプロジェクトを起点に、Copilotを使ってFlutterへ移植しました。ロジック面は比較的スムーズに進みましたが、UI周りの初期アウトプットは「ラベルとボタンがただ並んでいるだけ」の、デザインが欠落した状態でした。
打開策として、テキスト指示だけでなくiOS側の画面スクリーンショットをそのままAIへの入力として併用しました。視覚情報を加えることでレイアウトやコンポーネント選択の精度が大きく改善し、実用レベルのUIに到達できました。
AIにUIを任せる際は、コードと自然言語だけでなく参照画像を併用するのが効く。
この経験は、その後の継続改修でも活きています。
開発初期は、テストケースを手で組み、期待値と実行結果を目視で照合する地道な検証を繰り返していました。現在は計算ロジックをモジュールとして独立させ、Claudeにテストコードを生成させる形に進化しています。手計算 → ロジック分離 → AI生成テストへと、検証フロー自体が育ってきました。
wa/riではフロントエンド側で極力計算をさせない設計を取っています。計算ロジックがバックエンドに集約されているため、
マルチプラットフォーム個人開発において、この「ロジック集約・テスト容易性」設計は実運用で大きな効果を発揮しています。
フロントエンド
バックエンド
インフラ・運用
開発支援
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