旅行 trip-planner

旅行計画書メーカー(国内グループ旅行)

複数人の国内旅行の計画書を Markdown 一式で作成・改訂。日別工程表(確定/未手配/提案の区分)、確定額と見込額を分けた予算、出発地の違いを考慮した割り勘精算、グルメ・アクティビティ候補、期限を逆算した TODO まで。

最終更新 MIT ライセンス
目次
  1. 大原則
  2. 進め方
  3. Phase 1 — 骨格をつくる
  4. Phase 2 — 予算と精算
  5. Phase 3 — 現地の中身を調べる
  6. Phase 4 — 期限を逆算する
  7. Phase 5 — 崩れたときの備え
  8. Phase 6 — 改訂
  9. 生成するファイル
  10. 記法
  11. 守ること
Claude がこのスキルを読み込む条件

複数人の国内旅行について、日別工程表・予算・割り勘精算・グルメ/アクティビティ候補・TODO をまとめた旅行計画書を Markdown 一式で作成し、情報が固まるたびに改訂する。ユーザーが旅行の計画、旅程、しおり、旅行の予算やスケジュール、友人との旅費の割り勘についてまとめたいと言ったときに使う。Use when the user mentions trip planning, itinerary, travel budget, or splitting travel costs with friends.

SKILL.md の frontmatter にある description です。依頼の内容がここに書かれた状況に当てはまると、Claude が自分でこのスキルを読み込みます。

複数人・複数出発地の国内旅行を対象に、当日そのまま使える計画書を Markdown 一式で作る。

大原則

この 5 つを外すと計画書は使い物にならない。

  1. 確定・未手配・提案を混ぜない。 すべての予定に区分を付ける。「確定 と 未手配 の行だけ守れば旅程は成立する」状態にすること。提案行は当日の気分で自由に捨てられる。
  2. 金額は 確定 と 見込 を分ける。 確定=領収書・予約確認書で金額を確認済み。見込=相場からの試算。合計も別立てで出し、予約が済むたびに見込を確定へ置き換える。
  3. 期限はすべて日付に変換する。 「2ヶ月前から予約可」ではなく「8月下旬に電話」と書く。キャンセル無料期限・予約解禁日・当日予約不可のものは、カレンダーと TODO の両方に載せる。
  4. 調べた情報には出典と調査日を書く。 評価点・料金・営業時間は変わる。「2026年7月時点」と明記し、直前に再確認すべきものは TODO に入れる。
  5. 憶測を確定として書かない。 ユーザーが言っていないこと・裏を取っていないことは 未確認 と明示する。勝手に予約したことにしない。

進め方

情報は一度に揃わない。骨格 → 金 → 中身 → 期限 の順に層を重ね、そのたびに Rev を上げる。 最初から全フェーズを完璧にやろうとせず、Phase 1〜2 で一度成果物を出してユーザーに見せること。

Phase 1 — 骨格をつくる

ユーザーから聞き出す(分からない項目は 未定 のまま進める):

  • 期間・行先・参加者(それぞれの出発地。出発地が違うと精算ルールが変わる)
  • すでに予約済みのもの(航空券・宿・レンタカー)とその金額・立替者
  • 移動手段、運転できる人
  • やりたいこと、予算感、宿のグレード配分

00_サマリー.md01_日別工程表.md を作る。予約済みは 確定、未定は 未手配、動線から埋めた案は 提案。

Phase 2 — 予算と精算

02_予算.md03_精算ルール.md を作る。詳細は references/settlement.md

  • 確定分は予約番号・立替者・対象者まで含めて表にする
  • 見込分は算出根拠を必ず書く(「1人 20,000円 × 3名=夕食3回+昼食3回」)
  • ⒶⒷⒸの分担ルールを適用し、個人別の負担額と現時点の立替バランスを出す
  • 圧縮できるポイント/増える要因を各3項目ほど添える

Phase 3 — 現地の中身を調べる

04_グルメ.md 05_アクティビティ.md 06_宿とレンタカー.md を作る。調べ方は references/research-checklist.md

ここで計画書の質が決まる。特に 「この日ならでは」の発掘(月齢、祭りとの前後関係、施設の公開開始日、シーズンの境目)に時間をかける。

Phase 4 — 期限を逆算する

調べた予約期限を日付に落とし、07_TODO.md00_サマリー.md のカレンダーに反映する。

  • 予約解禁日(人気店は数ヶ月前から)
  • キャンセル無料期限(ここが人数・日程の最終確定デッドライン)
  • 当日予約不可のもの(前日までに押さえる)

Phase 5 — 崩れたときの備え

天候・欠航・満席で崩れる前提で、バックアップを本文に書き込む。

  • 欠航しやすい区間(離島便・悪天候期)を特定し、その日の宿は当日キャンセル可の条件で取る
  • 足止め時の代替宿・代替便を1つ控えておく
  • 競合する予定(同じ時間帯にしか入らない2案)は「どちらか一方」と明記し、判断期限を書く

Phase 6 — 改訂

情報が増えたら Rev を上げて更新する。更新時は必ず

  • 見込 → 確定 への昇格(金額を実額に差し替え)
  • 済んだ TODO にチェック、新たに判明した TODO を追加
  • 章番号がずれたら本文中の相互参照(「候補は 6-2 参照」)も直す

生成するファイル

出力先は <旅行名>/ ディレクトリ。規模が小さければ 00・01・02・07 だけでもよい。

ファイル内容
00_サマリー.md基本情報、参加者、概算総額、気候、カレンダー、期間中のイベント、この日ならではのトピック
01_日別工程表.mdDAY 別の時刻入り工程表。全行に区分を付ける
02_予算.md確定分の内訳、見込分の内訳と算出根拠、圧縮ポイント
03_精算ルール.mdⒶⒷⒸの分担ルール、個人別負担額、立替バランス、精算の進め方
04_グルメ.mdエリア別・日別の飲食候補。複数サイト横断の評価
05_アクティビティ.md候補と料金・所要時間、競合関係、予約期限一覧
06_宿とレンタカー.md未予約分の候補比較、レンタカーの要否判断、運転体制
07_TODO.md🔴🟡🟢 の3段階 × 担当者 × 判断基準
リサーチ資料/調査メモ。出典 URL と調査日を残す置き場

各ファイルの書式は references/document-set.md を参照。

印刷して配れる形にしたいと言われたら、trip-planner-pdf スキルがこの一式を A4 の提案書 PDF に組み上げる。

記法

予定の区分(工程表の全行に付ける)

区分意味扱い
確定予約済み・時刻が動かない動かさない。時刻・便名・予約番号を書く
未手配これから予約・決定が必要TODO に対応する項目が必ず存在すること
提案動線と所要時間から組んだ案差し替え自由と明記する

金額確定 =実額確認済み / 見込 =試算。混ぜて合計しない。

TODO の優先度:🔴 直近(期限が近い・他が依存する) / 🟡 中期 / 🟢 直前

未確認:裏が取れていない情報には ※未確認 を付け、誰が何を確認するかを TODO 化する。

守ること

  • 移動時間を実測ベースで持つ。 主要地点間の所要時間を先に表にし、1日に詰め込みすぎていないか機械的に判定する。往復3時間かかる場所は、その日の他の予定と両立しない。
  • 口約束を計画書のルールで上書きしない。 「ここは俺が払う」のような会話上のやりとりがあっても、精算ルールに従った金額を書き、口約束との差異は注記で触れる。
  • 人数・金額の端数を丸めない。 3等分で1円余るなら誰が1円多く負担するかまで書く。
  • 予約番号・電話番号・住所・共有 URL は、ユーザーの計画書には書いてよいが、外部に共有する版では伏せる。 計画書を公開・転載する話が出たら、個人情報を落とした共有用の版を別に作ることを提案する。

インストール

個人用(全プロジェクトで使う)

git clone https://github.com/yuuint/claude-skills.git
cp -r claude-skills/skills/trip-planner ~/.claude/skills/

プロジェクト単位(チームで共有する)

cp -r claude-skills/skills/trip-planner <your-project>/.claude/skills/

同梱ファイル

SKILL.md から参照される参考資料・テンプレート・スクリプトです。ディレクトリごとコピーしてください。