wa/ri アップデート情報 2026/09(予告)

9月に公開を予定している v2.06 の内容を、先にご紹介します。 今回の柱は2つです。

  1. 1回のお会計を明細ごとに分けて記録できるようになります(iOS / Android / Web)
  2. レシートを撮るだけで、その明細をそのまま登録できるようになります(iOS / Android)

こんなときのための機能です

飲み会でこんな精算をしたことはないでしょうか。

  • お酒を飲んだ人と、飲まなかった人がいる
  • コンビニで、自分のぶんと共用のぶんをまとめて買った
  • 旅行先のスーパーで、一部の人だけが買ったものが混ざっている

これまでの wa/ri では、1件の記録につき割り勘の対象は1通りでした。 そのため上のような会計は、レシートを見ながら「飲み物だけ」「食事だけ」と 会計を分けて何件も登録していただく必要がありました。

v2.06 では、1回の会計としてまとめたまま、品目ごとに割り勘の対象を変えられるようになります。

1. 記録画面に「明細で分ける」が増えます

記録画面の「割り勘の対象は?」の横に、「明細で分ける」ボタンが増えます。 押すと、明細を1件ずつ足していく形に切り替わります。

記録画面の「明細で分ける」(ラフ画)
記録画面の「明細で分ける」(ラフ画)

上から順に、

  1. 誰が代わりに支払った? — 立て替えた人を1人選びます。会計全体で1人です。
  2. いつ・何の会計? — 日付と会計メモ(「海鮮居酒屋」など)を入れます。
  3. 明細ごとの割り勘 — 品目を1件ずつ足していきます。
  4. この会計での各自の負担 — 入れるたびに更新されます。

明細を足すたびに合計と各自の負担額が更新されるので、 レシートと突き合わせて、金額が合っているか確認してから登録できます。

2. 明細ごとに「誰の分か」を選べます

明細を1件足すごとに、品名・金額・割り勘の対象・カテゴリを入力します。

明細の追加・編集(ラフ画)
明細の追加・編集(ラフ画)

対象はその明細だけの割り勘対象です。 「生ビール4杯は飲んだ2人で」「ソフトドリンクは1人だけ」といった分け方ができます。 1人だけ選べば、その人だけの負担になります。

メンバーの多いルームでは「全選択」「全解除」で選び直せるようにしています。 「1人だけ外したい」というときに便利です。

カテゴリも明細ごとに変えられます。 コンビニでの買い物のように、食べ物と日用品が1回の会計に混ざっていても分けて集計できます。

3. 一覧では会計のまとまりで並びます

明細に分けて登録した会計は、記録の一覧で1つのまとまりとして並びます。

記録の一覧と「まとめて編集」(ラフ画)
記録の一覧と「まとめて編集」(ラフ画)

会計の小見出しに会計メモ・小計・件数が出て、その下に明細がぶら下がります。 明細は左の縦線と淡い色で、単独の記録と見分けられるようにしました。 小見出しをタップすると、その会計の明細を畳んだり開いたりできます。

あとから直したいときは「まとめて編集」から、日付・立替者・会計メモ・明細を ひとつの画面でまとめて直せます。 明細そのものをタップしたときは、会計を開いたうえでその明細の編集画面まで開きます。 直したい1件をタップしたのに会計全体を見せられて探し直す、という手間がないようにしています。

4. レシートを撮ると、明細がそのまま入ります

品名と金額を1件ずつ入れるのは、明細が多いと骨が折れます。 レシートを1枚撮れば、明細・日付・店名をまとめて取り込めるようにしました。

レシートの読み取り結果を確かめる(ラフ画)
レシートの読み取り結果を確かめる(ラフ画)

入口は2つです。ルームトップに増える「レシート一括登録」か、 記録画面を明細で分ける形にしたときの「レシートから読み取る」。

撮ると、上の確認画面が出ます。撮っただけでは登録されません。 読み取れた明細が並ぶので、要らない行を外し、カテゴリと割り勘の対象を選んでから取り込みます。 カテゴリと対象は取り込む明細すべてにまとめて設定できるので、 「食費で全員」で入れてから、違う行だけ後で直す、という使い方ができます。

外税と値引きも計算に入れます

レシートの金額をそのまま入れるだけでは、支払った額と合いません。 外税が別に足されていたり、値引きが1行になっていたりするためです。

レシートの書きかたwa/ri の扱い
値引き(「セール値引 -8円」など)直前の明細から引きます。 レシートの並びどおり、その品が安くなったものとして扱います
外税(「外税 8% 56円」など)税率ごとに、その税率の対象になる明細へ配ります。 軽減税率(8%)の品と、そうでない品を分けて計算します
どちらでも説明のつかない差額不明」という1行にして足します。税として配ると金額が誰かに偏るため、勝手に振り分けません

割り勘では「誰が何を食べたか」に税も付いて回るべきなので、税だけ別枠にはしません。 取り込んだ明細の合計は、レシートの合計とぴったり合うようにしています。

明細の行には「印字 328円 外税 +33円」のように内訳が出ます。 レシートの印字と金額が違って見えても、理由がその場で分かるようにするためです。

読み取りは端末の中だけで行います

撮影も文字の読み取りも端末の中で完結します。レシートの画像はどこにも送信しません。 品名の誤読は、取り込んだあとに明細をタップして直せます。

割り勘の計算のしかたは変わりません

明細に分けても、割り勘の計算そのものは今までと同じです。 対象が同じ明細をいったん合算してから、人数で割ります。

たとえば刺身 3,600円を3人全員、生ビール 2,400円を2人、ソフトドリンク 600円を1人で分けた場合、

メンバー負担
優希1,200円 + 1,200円 = 2,400円
ゆーり1,200円 + 1,200円 = 2,400円
たけこ1,200円 + 600円 = 1,800円

割り切れずに残る端数は、これまでどおり割り勘結果の計算時に調整されます。

ご利用にあたって

  • 明細に分けられるのは新しく記録するときだけです。すでに登録済みの記録を、あとから明細に分けることはできません。
  • 集金の記録は明細に分けられません。 集金は1人が1人から受け取る記録のため、分ける対象がないためです。
  • CSV/PDF の出力では、明細は1件ずつの記録として並びます。
  • レシートの読み取りは iOS 版・Android 版の機能です。 Web 版では明細を手で入力してください。
  • レシートの読み取りは、円のように小数のない通貨のルームでご利用いただけます。
  • 一度に撮れるレシートは1枚です。2枚あるときは1枚ずつ取り込んでください(明細は続けて足されます)。
  • 読み取りの精度はレシートの状態によります。折れや影があると読み落とすことがあるので、取り込む前に画面で確かめてください。

公開時期

2026年9月を予定しています。 iOS 版は App Store、Android 版は Google Play での審査を経ての公開となるため、 数日前後する場合があります。Web 版は公開日にそのままご利用いただけます。

明細で分ける機能は3つすべてでご利用いただけますが、 レシートの読み取りは iOS 版・Android 版のみの対応となります。

詳しい操作は、公開にあわせて使い方ガイドにも追記します。

※ 掲載している画面図は仕様説明用のラフ画です。実際の配色・余白・書体とは異なります。氏名・金額・品名はサンプル値です。

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